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不定期なe日記


by keishi-keishi
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モディリアーニ

暑い。昼まで家でダラダラ。

そのままだと1日中家にこもりそうだったのでどこかで外出することにした。

ただし涼しいところ。



いろいろ考えた結果、美術館に行くことにした。

中ノ島でモディリアーニ展
モディリアーニ_f0027255_2211884.jpg


思ったより人は少なく、比較的ストレス無く観れました。


モディリアーニは35歳で死没している短い人生の人。
美術館では絵を書き始めた初期の段階から死没までの作品を通しで観れるようにしてあった。

この人の絵は首が長く黒眼が無いことが特徴である。
なんでこんな絵を描くのか不思議でいたのだが、35歳の短い人生を追いかけるとその理由がわかった。

モディリアーニは当初、彫刻、しかも民族系のものを好んでいたようである。民族系のお面などは黒目もなく面長なものが多い。それが彼の書く絵に大きな影響を与えることとなった。

独特な雰囲気を醸し出す絵を見ていると、ゆがんだ心の中を描いているように感じた。
絵はとてもへたくそだが被写体の特徴をつかんでいる感じがする。
ただ大体の絵が顔を傾けていてまっすぐを向いていない。被写体と書き手の心のゆがみを強く感じた。


今、TVでアニメ版の時をかける少女を放送している。この作品も絵が重要な位置を占めている。
モディリアーニとは間逆の絵でもっと重みのあるこっちの方が僕は好きだ(もちろんアニメの中だけで、実在しない架空の絵だが)

白梅ニ椿菊図
モディリアーニ_f0027255_2375529.jpg

by keishi-keishi | 2008-07-19 23:08 | 日記